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東住吉区の訪れてみたい神社3選

 

●山坂神社

 

山阪明神または田辺神社ともいわれていました。田辺氏は、元来、西国から移動した渡来系氏族で、現在の柏原市に拠点を持ち大いに栄えた一族であり、その分家がこの地に移住して、自らの祖先神を祀ったとされます。この地名・田辺も田辺氏に由来するとされています。神社創建の時期は不明ですが、主祭神は天穂日命(アマノホヒノミコト)で、野見宿禰命(ノミノスクネノミコト)も祀っています。田辺氏と同系の土師氏の祖先神が野見宿禰命で、天穂日尊の子孫とされていることに因んでいるとも思われます。

 

 

 

●鷹合神社

 

鷹合神社は、当初、鷹飼堂と呼ばれ、祭神は午頭天王でした。明治5年(1872年)、村社の資格を与えられ、地名にちなんで鷹合神社と改められました。住吉神社の旧神官青蓮寺という家の記録の中に、延徳元年(1489年)8月云々、鷹合の祭り云々とあるので、創祀はその以前と考えられます。境内にある「楠の古木」は、昭和55年(1980年)10月大阪市条例により「保存樹木」としての指定を受けました。神社東南角の房本宅内に、鏡池という池があります。ある日、酒君が鷹の行方を見失い、各地を探しあぐねこの池のそばで思案にくれていたところ、かたわらの椎の大樹にとまる鷹の姿が水面にうつり、喜んでとらえたという伝説があります。

 

 

 

●中臣須牟地神社

 

矢田住道(すんじ)の地域にあるひっそりとした神社ですが、延喜式の格式ある神社です。祭神は中臣須牟地神とともに住吉大神(表筒男命・中筒男命・底筒男命・息長帯比売命)を祀り、中臣氏と住吉大社とのゆかりを感じさせます。「須牟地(すむち)」の名がつく神社は他に「神須牟地」、「須牟地曽祢」があり、今は遷座していますが元はそれぞれ磯歯津路(しはつみち)沿いにあったといわれています。

 

 

※いずれの神社も東住吉区を代表する由緒あるものばかりです。地元の方々に愛され大事にされてきた心のよりどころを巡ってみるのもいいですよね。なかには夏祭りに出店が出たりもしますので、子供たちにも人気です。